沼津市歯科医師会新年学会での原先生の演題である。とても興味を引くタイトルで、当日は多くの先生方が出席し会場はほぼ満席となった。最近よく「エビデンスに基づいた治療」という言葉を多く聞くようになった。つまり化学的根拠・文献的裏付けに基づいて治療を行いましょうという意味であり、治療の基本でもある。今回の講演の中で、原先生は歯周病に関する海外の新しい文献を多く紹介し、現在の歯周治療の意義や位置づけについて、免疫という専門的見地から、私見を交えながらも興味深く考察されていた。開業してしまうと、なかなか海外の文献に目を通す機会が少なくなってしまう。とてもよい刺激になりました。原先生ありがとうございました。