サンタバーバラでの研修旅行?まであと2週間にせまった。
今回の研修目的は2つ。その一つはマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)の研修である。
最近ではマイクロスコープを歯科に導入している医院が増えているが、日本ではまだまだ浸透が薄い。異常とも思える低い保険診療報酬がその一因でもある。想像してほしい。口腔内で、しかも歯の中を見たりするのに、肉眼でちゃんと見えるはずがない。つまり見える範囲での治療しかできない、またそのレベルでよしとされるのが保険診療である。治療の精度を上げるには視野の拡大率を上げるしかない、マイクロスコープ(顕微鏡)視野下での治療は必須といえよう。
池田歯科医院ではすでに導入して7年目となり、日々の診療、歯周外科、インプラント治療にはなくてはならない機材の一つとなっていが、さらに高度な技術の習得をしたいと常に考えていた。
幸運なことに、この分野における歯周成形外科では世界第一人者といわれるDr.Deiss A Shanelec のオフィスで実際の外科手術を見学させていただける事となった。日本国内でもとても優秀な先生方と一緒に同行させていただくのも、またとても楽しみである。
続く