昨日22日夜10時久しぶりに我が家の玄関に足を踏み入れた。ほっとした。アイスランドの火山爆発でヨーロッパ全土の空港が完全に閉鎖された。始めは軽く考えていたが、学会が終盤になるにつれ、状況がどんどん悪化しついに閉鎖。HISからも電話があり状況は深刻であると・・・。
Yはいつも日ごろの行いが良いため、いつも旅行の時、このような天災はうまくすり抜けてきた。ところが出発の18日早朝HISから再度電話で欠航が決定し次回のフライトは23日になると・・・。妻は「あと一週間観光できるね」と開き直っているが、とても観光できる心境ではなかった。火山というものは簡単には終息しないことを雲仙普賢岳の例で経験的に知っているからだ。23日もまた飛ばなかったらたぶんGW明けになってしまうだろう、という不安でまともにバカンスを楽しむほどの度胸はなかった。結局、偶然にもパリ経由のエールフランスに空席を見つけ21日のこれに駆け込み乗車をし、なんとか昨日帰国することができたわけである。
現在イギリスなど一部を除いて空港が正常稼働してきているが、火山活動は依然継続している。またいつ突然閉鎖されるかわからないのである。この不安感は現地にいた当事者でないと決してわからない。
患者様へ
スイスで行われたITIインプラントワールドシンポジウム出席、また帰国の遅れにともなう診療予約の変更などで多くの患者様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。 院長