我が国ではJISで、病院の照度の推奨値が定められているようだ。その中で「手術野の照度は、手術台上直径30cmの範囲において無影灯により20000Lx以上とする」となっている。しかしたぶんこの照度は、インプラントや歯周外科など精度が求められる手術環境としてはかなり暗いのではと思う。たとえば夜間の車の運転でも、古いハロゲンのヘッドライトよりもHIDの明るいライトでの運転の方が安全だし、疲労度も低い。インプラント埋入時は1mm単位の精度が要求される。今までは顕微鏡下で行っていたが、さらに周辺も明るく照らしたいという欲求から、このオペ用照明を設置してみた。その照度はなんと100,000ルクス!!推奨照度のなんと5倍である。明るくて快適。ただし患者様への威圧感はかなりのものかも?設置したのは山田照明のSKYLUX。